引用:株式会社アクロス・シティ
株式会社アクロス・シティは、首都圏の1都3県で主にリノベーション再販事業を営む不動産会社です。さまざまな物件の取り扱いがあるため、不動産買取にも柔軟に対応しています。首都圏でマンションや戸建ての売却を検討している方は、株式会社アクロス・シティの評判が気になるのではないでしょうか。
本記事では、株式会社アクロス・シティの不動産買取の特徴や主な事業内容、口コミ・評判などを解説します。首都圏で不動産の売却を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
なお、同社はネット上の口コミが高い不動産会社ですが、HPを見る限り実需物件の取扱いがメインです。投資用区分マンションの取り扱いはメインではなさそうなので、同種の物件の売却を検討されている方は、投資用区分をメインに扱っている会社の方が良いかもしれません。
ブログ管理人:ふじ太郎
業者に言われるがままワンルームマンション×5戸、一棟マンション×1棟を購入。一時期は毎月20万のCFを得るも、保有していた不動産の家賃延滞が発生。その後延滞分を回収することが不可能になり、実質不払いに。その補填のために一発逆転を狙い、300万円の借金をしてFX自動売買ツール購入するが上手くいかず撃沈。
毎月の返済で収支が赤字続きだったため、損切りして不動産を全て売却。今は家族を第一に謙虚に過ごしています。
不動産の売却には魔物が潜んでいます。。囲い込み、高預かり、違約金詐欺、買い叩き・・・・当ブログでは私の経験をもとに失敗しない売却方法をお伝えしています。
不動産の買いたたきに要注意!
本文を始める前に・・・・
こちらは、当ブログに相談いただいた方からもらったDM。3,330万円で現金即決と書いていますが、管理人が信用できる業者に問い合わせたところ、査定結果は2,500万円でした。。
こういうDMは実際の金額よりも大幅に高い金額で送ってくるもの。実際に問い合わせると、色々理由をつけて金額を下げられるのが定番の手口です。他にも、
- あなたの物件を3,330万円で買いたい人がいます
- 法人ですでに同じマンションの別の部屋を3,100万円で購入された方があなたの部屋も欲しいと懇願しています
など、不動産オーナーがつい目を止めてしまうような内容の買取メールが多く届きます。こういった営業トークには要注意です。
悪徳業者の専属専任媒介契約はダメ!
悪徳業者の特徴
- Youtubeで不動産投資を否定する業者
- DMで相場よりも何百万円も高い金額を提示してくる業者
- 一括査定サイトで他業者よりも並外れた高値を提示する業者
こうした業者の専属専任媒介契約を提案されたら絶対に断るように!
悪徳業者は、専属専任媒介契約の違約金目的で近づいてきます。
最初は契約を締結するため、売却目標といって市場よりも大幅に高い金額を提示してきます。しかし、契約締結後は、あれこれと売れない理由をつけて引き延ばします。中には、購入希望者が現れたがローンがダメだったなどともっともそうな理由をつける業者もいます。
その後、売れないので価格を下げましょうといって市場よりも大幅に安い金額を提示するなどして、オーナーから契約破棄を提案してくるように仕向けます。専属専任媒介契約のオーナー都合の解約には、売却価格の2割を支払う必要があります。
こうした悪徳業者に絡め取られると損失がより大きくなります、絶対に気をつけてください!
株式会社アクロス・シティの企業情報
平成16年設立の株式会社アクロス・シティは、20年の実績がある不動産会社です。
本社は東京で、横浜に支店を展開しています。営業エリアは東京・神奈川を中心に、埼玉・千葉エリアに対応。営業エリアは首都圏のみで、全国には対応していません。
会社名の「アクロス」とは、ギリシャ語で「最上・最高・頂上」を意味する言葉です。暮らしの基本となる住まい、都市に住む人々の生活を豊かにする「最上の住まい」の提案を目指して「アクロス・シティ」と名づけられました。
会社名 | 株式会社アクロス・シティ |
設立 | 平成16年5月26日 |
資本金 | 9,800万円 |
代表者 | 並木伸夫 |
社員数 | 63名(グループ全体) |
所在地 |
|
主な事業内容 |
|
免許 |
|
所属団体 |
|
実績 |
|
グループ会社 | 株式会社オシダリハウス |
株式会社アクロス・シティの事業内容
株式会社アクロス・シティの主な事業内容は、「リノベーション再販事業」と賃貸収入をベースとした「プロパティマネジメント事業」の2つです。同社では、ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの複合事業経営による持続的成長を実現しており、16期連続黒字の実績があります。
リノベーション再販事業
株式会社アクロス・シティの主軸事業はリノベーション事業です。近年、首都圏の新築マンションは販売価格が高騰しているため、中古マンションにリノベーションを施して再生したリノベーションマンションは注目を集めています。
リノベーションマンションはリフォームより大規模に改修するため、現代的な間取りで新築のような内装や設備に再生されます。また、住みたいエリアに新築マンションがなくても、リノベーションマンションであれば見つかることがあるでしょう。
株式会社アクロス・シティのリノベーション事業の特徴をご紹介します。
コンセプト
株式会社アクロス・シティのリノベーション事業は、投資用ではなく、居住用マンションが対象です。「お客さまが安心して長くお使いいただける空間」をコンセプトに、高品質で低コストな居住用マンションを提供することを目的としています。
「光が差し込む気持ちのいい空間」「ナチュラルな資材で暖かな空間」「ホテルライクなゆったりした住まい」など、リノベーションによってさまざまなコンセプトの極上な居住空間を提供しています。
物件の仕入れ
株式会社アクロス・シティは不動産の売却を希望している方からの買取、不動産仲介会社からの仕入れ、競売物件の入札など、さまざまなルートで中古物件を仕入れているのが強みです。
一般的に不人気な「北向き」や「1階」などの物件も仕入れの対象とし、スピード感と資金力によって、迅速に購買の決定をしています。
施工体制
仕入れ後は、自社のデザイン部門で設計し、施工管理を担っています。リフォーム施工は協力業者がおこない、高品質で安価な優良物件に再生。アクロス・シティでは、リノベーションに経営資源を集中するため、消費者への販売は提携販売会社に委ねています。
対応エリア
物件のエリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県ですが、本社がある東京都や支店がある神奈川県の物件が中心です。
価格帯
リノベーションマンションの価格帯は2,000万円以下〜5,000万円以上までありますが、2,000万円台~4,000万円までの物件が多い傾向です。
プロパティマネジメント事業
株式会社アクロス・シティのもう一つの事業の柱がプロパティマネジメント事業です。良質な住宅を自社で保有し、賃貸住宅として提供しています。
創業期から保有物件を積み重ねているため、賃料収入は株式会社アクロス・シティの安定した収益源となり、財務基盤を支えています。リノベーション再販事業の発展に欠かせない金融機関からも高い信頼を得て、円滑な関係を構築しているようです。
株式会社アクロス・シティの不動産買取
株式会社アクロス・シティは、リノベーション事業を主軸としているため、積極的に不動産の仕入れを積極的におこなっています。
不動産仲介会社を通した情報収集や、裁判所による競売物件の入札など、幅広いルートから不動産を仕入れていることが強みとなっていますが、不動産の売却を希望する方からの直接買取も強化中です。
対象物件
株式会社アクロス・シティでは、中古マンションや中古戸建、戸建用地の買取をおこなっています。旧耐震物件も買取の対象です。
買取の流れ
株式会社アクロス・シティに買取を相談したい場合、公式サイトの「お問い合わせ」内に「総合案内」がありますので、こちらから不動産買取に関する問い合わせが可能です。
お問い合わせ種類を選択する項目があるため、「不動産買取に関するお問合わせ」を選択しましょう。
名前や電話番号、メールアドレスなど個人情報を記入する欄の下には、お問い合わせ内容を自由に記入する欄があります。買取に関する相談をすれば、担当者からすみやかに回答がもらえます。
まずは買取に関する不明点などを相談したい方や、売却したい物件の査定を依頼したい方は、公式サイト内のフォームから問い合わせてみましょう。
電話で問い合わせたい場合、営業時間は9:00〜20:30となっています。水曜日が定休日なので、それ以外の日に問い合わせましょう。
引き渡し・決済
株式会社アクロス・シティでは、引き渡し猶予や即時決済も可能です。できるだけ早く買い取ってほしい方も、スムーズに現金化できるでしょう。
株式会社アクロス・シティの口コミ・評判
リノベーション事業を展開する株式会社アクロス・シティは、不動産買取にも力を入れています。現在、首都圏で不動産の売却を検討している方は、株式会社アクロス・シティの不動産買取の評判が良いか気になるのではないでしょうか。
最初に申し上げておくと、株式会社アクロス・シティに関するネット上の口コミはあまり多くありません。全国対応ではなく、エリアを首都圏に限定していることが、口コミ件数の少ない理由と考えられます。
それでは、実際の口コミをチェックしてみましょう。
不動産買取についての口コミ
マンション売却を二社で検討していたが、決済期間のスピードでこちらに決めた。入金も早く急いでいたので助かりました。
引用元:Googleマップ
こちらの希望通りスムーズに売却ができました。
助かりました有難う御座います。
引用元:Googleマップ
(前略)DMが何通も他社から入ってきましたが、お店が家と近かったのと宅建士の方がとても丁寧で対応が良かったので気持ちもよかったです。また、差定額も他社よりも額が高く買い取って頂けました。期間も短くて敏速に売却する事が出来ました。
引用元:おうちの語り部
株式会社アクロス・シティで不動産の買取を利用した方からの口コミはあまり多くないのですが、ネット上で上記のような口コミが見つかりました。
悪い口コミは見当たらず、「決済のスピードが早い」「希望通りに売却できた」「他社より査定額が高かった」などの良い口コミが見られます。
また、「宅建士の方が丁寧に対応してくれた」との口コミも見られました。宅建士は不動産取引の専門家で、国家資格でもあります。不動産会社の営業マンは必ずしも宅建士の資格を取得しているわけではないため、宅建士が対応してくれるというのは不動産の売却を希望する方にとって安心感につながるでしょう。
仲介で売却する場合の注意点
不動産を売却する際には、仲介か買取かという選択肢があります。
一般的に、仲介の方が売却が高くなりますが、仲介手数料を支払わなくてはいけないため、結果として買取の場合と金額がさほど変わらなくなることがあります。
仲介は売却までのリードタイムも長いため、買取のようにスピーディーに現金化できません。さらに、仲介の場合はさまざまなリスクがあることから、売却するなら買取の方が安心です。
売買仲介を装った違約金詐欺の手口
近年、売買契約の違約金を狙った悪質な契約をさせる不動産仲介業者が急増しています。その詐欺的な手口がこちら。
- 不動産のオーナーに「高く売れますよ」と物件の売却を持ちかける。
- オーナーをだまし、媒介契約ではなく売買契約を締結する。
- 不動産仲介業者は、買主を探すことなく、物件を放置。
- いつまで経っても売れないため、オーナーが契約解除を申し出る。
- 契約解除には売買代金の20%の違約金が必要と言われ、支払わされる。
……もしも物件を5,000万円で売り出していた場合、1,000万円もの違約金を支払うことに。売買代金は不動産会社が自由に設定できるので、非常に悪質な手口です。
管理人の公式LINEでは、不動産の売却相談も行っています。詐欺的な手法に絡め取られてしまう前に、心当たりがある方は今すぐ相談ください。
リノベーションマンションについての口コミ
不動産買取の口コミ数があまり多くないため、参考までにリノベーションマンションを購入した方の口コミも2つご紹介します。
いろんなサイトで物件みすぎて、優柔不断で完全迷子。初期に見てた他物件がいいなと思っていよいよ購入決意したらもう売済…ショックでしばらくは賃貸のままでいいかなと断念しかけたときこちらの物件を仲介さんに紹介してもらいました。
沢山みてた分相場感がわかりバランスのいい物件を購入できて結果良かったです
引用元:Googleマップ
求めていた間取デザインのマンションを購入できた!
引用元:Googleマップ
株式会社アクロス・シティはリノベーションマンションを購入した方からの評判も良いようです。高品質で安価な優良物件に再生するため、相場感を理解した方からも「バランスのいい物件を購入できて満足できた」との声が見られます。「求めていた間取りデザインを購入できた」と喜びの声も見られました。
株式会社アクロス・シティは、不動産買取もリノベーションマンションも口コミの件数は多くありませんが、悪い口コミは見られませんでした。
まとめ
- 株式会社アクロス・シティは、首都圏の1都3県を営業エリアとして、リノベーション事業とプロパティマネジメント事業を営んでいる
- 不動産仲介会社を通した仕入れや競売物件の入札などに加えて、マンションや戸建ての売却を希望する方からの買取にも力を入れている
本記事では、株式会社アクロス・シティの不動産買取の特徴や主な事業内容、口コミ・評判などを解説しました。
株式会社アクロス・シティの不動産買取は「決済のスピードが速く、他社よりも査定額が高かった」との口コミが見られます。宅建士の資格を持ったスタッフによる丁寧な対応も利用者から比較的高く評価されていました。
利用者からの評判は良いため、不動産の買取を希望している方は、安心して相談できるでしょう。
ただし、同社は実需向けのファミリー物件の取り扱いがメインのようです。投資用区分マンションの売却を検討している場合は、希望に沿った取引ができるとは限りません。
ワンルームマンションは今すぐ売却しよう!
ワンルームマンション投資を取り囲む環境は絶望に近いです。
- 物件の老朽化と共に家賃は下がり、空室率は上がる
- 次々に新築物件が立ち、競合物件が増え続ける
- 修繕積立金は上がり続ける
- サブリース契約は負け確
- 人口減少時代に不動産投資はナンセンス
ざっと挙げただけでも、これほどのデメリットがあります。毎月数万円の手出しを出しながら35年保有すれば、ローン完済時には1,000万円近い損失に。ワンルームマンション投資は、いつまで経っても損益分岐点が来ない投資と言えます。
だからこそ、ワンルームマンションはすぐに売却することが損失を最小限に抑える方法です。
売却方法は「買取」一択!
投資用ワンルームマンションを売却する際には、仲介か買取かという選択肢があります。
仲介の場合:業者が物件の価格や条件に合う買主を市場から探す
買取の場合:業者が直接物件を買い取る
この仕組みの違いから、ネット上などでは「買取は買主を探す必要がないので早期に売却できる反面、仲介に比べて売却価格は安くなる」といった説明も散見されますが、これを鵜呑みにするのは大変危険。なぜなら、仲介には下記のようなリスクがあるからです。
- 売れる見込みのない査定価格をつける「高預かり」をされ、売れないからと価格を下げられてしまう
- 「囲い込み」により、1,000万円単位で物件価格を下げられる
- 媒介契約のつもりが契約日を空欄にした売買契約を締結され、違約金を騙し取る違約金詐欺にあう
つまり、仲介では早く売れないだけでなく、高く売ることもできず、むしろ騙される可能性がある、と三重苦なのです。
売却先の選定は慎重に!
とはいえ、買取業者には、市場より大幅に低い値段で買い叩こうとしている業者が多いことも事実。中には、
- 買い取った後に、物件にイチャモンをつけて損害賠償や値引きを強要する
- 次のオーナーと口裏を合わせ、物件に瑕疵があるとしてお金を要求する
といった悪徳業者も存在します。慌てて適当な業者に売却して足元を掬われないためにも、管理人が考える信頼できる不動産会社の選び方をご紹介します。
- 不動産一括査定サイトなどは利用しない
車などは複数社に査定を出すことが一般的ですが、こと不動産では危険な業者があまりにも多いのが現状。一括査定では各社の信頼性などが確認できないため、トラブルに巻き込まれるリスクが高まります。 - DM・電話営業・Web広告などで宣伝、営業してくる業者はNG
市場価格で、かつトラブルなく買い取ってくれる業者というのは営業も広告宣伝活動もしていないケースが多いです。なぜなら、お客さんの方から買ってください、とくるわけですからね。